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coLLabo プログラム(つながろプログラム)


2017.06.30 6月プログラム・終了レポート

皆さん、こんにちは(^^)

じめじめとした梅雨冷えと真夏のような暑さが交互にやってきて、なんとも過ごしづらい今日この頃。。こんな時期は、おうちでのんびり本など読み物もいいですよね♪

本日は、6月17日(土)開催の「L・セクマイ女性×私たちが欲しいもの~医療・職場・パートナーシップ~」について、終了レポートをお送りします(^^)

 

L・セクマイ女性として日々過ごす中で、私たちが直面するさまざまな困りごと。ひとりで抱えこんでいても、解決の糸口はなかなか出てこないもの。まずはみんなで語り合ってみましょう!

ということで、今回のプログラムでは、私たちにとって重要な、医療・職場・パートナーシップの3つにテーマをしぼり、話し合う場をもうけました。

 

 

はじめに、スタッフ含めてのべ11名の参加者が、それぞれ興味のあるテーマのテーブルに分かれ、困っていることや欲しいものについて話し合いました。参加者はもちろんのこと、スタッフも当事者のひとりとして、自分の体験などをもとにさまざまな意見を出し合いました。

次に、3つのテーブルで出た内容を発表し合い、みんなで共有しました。

 

そして最後は作戦会議!

問題を解決するにはどうしたらいいのか、各テーブルで活発な議論が行われました。そうして出てきた意見の中には、法律を変えるといったハードルの高いものだけでなく、ちょっとした工夫や努力で明日から自分でも取り組めるようなアイディアもありました♪

たとえば、、

 

「医療」テーブルでは、「パートナーが倒れても、家族でない自分には連絡も来ない・・」という不安に対しては、「自治体や民間が出している緊急連絡先カードを利用して、連絡先をお互いにしておいたら?」というアイディアが出ました。

 

「職場」テーブルでは、「カミングアウトまではできないけど、会社にはもっとLGBTに理解や配慮をしてほしい」という悩みに対しては、「経団連が『LGBTへの取り組みの重要性』をまとめた提言書を公表しているので、この資料を会社の担当部署にアライとして渡してみたら?」という提案が出ました。

 

「パートナーシップ」テーブルでは、「彼女と共同名義で家を買うのはすごく難しそう」という心配に対しては、「キャッシュなら共同名義でも買えるし、ローンの場合も公正証書でカバーできますよ」と、経験者からアドバイスがもらえました。

 

そして最後は、参加者全員で感想を伝え合いました。

ひとりでは悶々としてしまうことも、こうしてみんなで悩みを話し合い共有できてよかった。自分でも取り組めそうなアイディアを聞けて、とても参考になった。少しでも実践していって、一歩ずつでも前進していきたい。といったご意見がありました。

このように、多くの参加者や自分自身、前向きな気持ちを抱いてこのプログラムを終えられたことを、とても嬉しく思いました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました (^o^)

 

L・セクマイ女性は日々生きていくなかで、多くの「困りごと」にぶつかります。そんな「困りごと」にぶつかったら、「どうしたらいいんだろう?」と考え、解決に向けて少しずつでも行動していくことが大切だと、私たちcoLLaboは考えています。そのためには、ともに悩み、励まし合い、行動する仲間とのつながりが大きな力になります。coLLaboではこれからも、そのような仲間と出会い、協同できる場をつくっていきます。

 

次回のプログラムは、今回話し合った内容をもとに、テーマを「職場」に絞った内容で開催する予定です。開催日は7月15日(土)です。

皆さんぜひご参加ください♪

 

おぐ